高校卒業後の進路が決まらない

高校に通う生徒さんや保護者の方にとっては、卒業後の進路を決めることは一大イベントですね。高校在学中に生徒さん本人が自分の進路を決めることができればベストですが、その一方でなかなか進路が決まらないで悩む方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、高校卒業後の進路が決まらない理由5つをじっくり解説。あわせて、就労移行支援を選択肢のひとつとして活用するメリット5つをご紹介します。高校卒業後の進路に悩みを抱える生徒さんや保護者の方は、ぜひチェックしてくださいね。

高校卒業後の進路は大学だけ?

高校卒業後の進路のひとつとして、まず大学を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。文部科学省が発表した令和元年度の全国高校卒業者の進路は、大学進学が全体の約54.6%と半数以上を占めています。周りの友達が塾に行ったり大学受験の準備をしたりしていると、「大学へ行かなければいけないのかな?」と感じてしまいがち。

とはいえ、大学の他にも専門学校・就職・留学・職業訓練校など、進路は様々です。あっという間の高校生活で進路を決めるのは簡単なことではありませんが、進路を迷っているうちに、いつの間にか高3の3月になっていた…という事態は避けたいもの。早いうちからじっくり親子で話し合って、方向性を考えていきたいですね。

高校卒業後の進路が決まらない5つの理由

高校卒業後の進路が決まらないのはなぜなのでしょうか?ここでは、高校卒業後の進路が決まらない主な理由を5つ挙げてみました。

理由1:大学で学びたいことがわからない

何となく大学への進路を考えたとしても、大学には多様な学部・学科があります。学部選びは学ぶ内容に直結し、その後の職業選びや進路にも影響を与えます。そのため、自分が進むべき道を選び取るのが難しく感じる方もいるでしょう。ここに高校卒業後の進路を決めきれない理由があるのではないでしょうか。

理由2:専門学校はお金がかかる

専門学校は、大学に次いで多い進路先です。業界に特化した知識や技術を学ぶことができ、就職に強いことで知られていますね。

ただ、専門学校は実習が多く、実習費が学費にプラスされるという特徴があります。特に、医療・調理・製菓の分野は実習が多い分、学費が高くなる傾向にあるようです。

加えて、専門学校は大学よりもさらに職業選定に影響を与えます。こちらも大学と同様、将来やりたいことが決まっていないと選ぶのが難しいということになってしまいます。

理由3:就職に自信がない

大学や専門学校を選ばない場合、就職という進路もあります。先生を介して就職活動する場合が多いので、心強いですね。

一般的に高校生の就職活動は3年生になると同時に始まり、9月末には内定をもらう生徒さんも少なくありません。そのために、2年生の3学期から保護者や先生と三者面談し、就職に向けて準備することになります。進学よりも動きの早い就職を選ぶ場合、早い段階で心構えをしておくことが必要ですね。

とはいえ、学校生活の中で就職を意識するのは簡単なことではないでしょう。就職してもやっていけるだろうか、そもそも就職できるだろうかと不安を抱えたままでいると、進路を決められずに何となく3年生の時間を過ごしてしまうこともあり得ます。

理由4:自分に合った就職先がない

進路を就職に定めたとしても、理想の就職先が見つからずに悩む方もいるのではないでしょうか。もしくは、応募はしているものの、残念ながら採用に繋がらないケースもあるでしょう。

高校の就職活動は1社の選考結果が出てから次へ応募する仕組み。時間がかかるほど自分に合った就職先が見つかりにくくなるリスクが高くなります。

理由5:どこに進むにも毎日通う体力がない

最後に、体調不良などの理由で学校を休みがちな場合が挙げられます。そういう悩みを抱える学生さんにとって、時間に自由がきくとはいえ遠い場所にある大学に通うのは大変なこと。また、基本的には高校と同じように、朝から夕方まで5日間通うことになる専門学校もそうですね。

まして就職ともなると、職種によっては立ち仕事だったり勤務時間が長かったりと、さらに体力が求められる可能性も。これでは、学校を休みがちな学生さんが進路を決めにくいのは無理もありません。

高校通学が困難だった方には就労移行支援がおすすめ

体調を崩しがちな人や、学校の雰囲気に馴染めないで毎日高校に通うことが難しい生徒さんは、進路をどう決めていけば良いでしょうか。

進学でも就職でもない選択肢のひとつとして、就労移行支援という道があります。就労移行支援とは、障害があり一般就労が困難な方が就労するための福祉サービスです。就労系の福祉サービスには、他に就労継続支援A型・就労継続支援B型があります。それぞれの違いについては以下のページも参考にしてくださいね。

参考記事:エナベル松戸の就労継続支援A型がよく分かる!対象者・就労移行支援やB型との違いを解説

参考記事:【どっち?】就労移行支援と就労継続支援A型どちらが自分に合っている?選び方を解説

高校卒業後に就労移行支援を利用するメリット5つ

ここからは、高校卒業後に就労移行支援を利用するメリットを5つお伝えしていきます。就労移行支援は、就労移行支援事業所と契約することで利用が可能になります。就労移行支援事業所は各自治体にあり、それぞれ特色があります。ここでは千葉県松戸市にあるエナベル松戸についてご紹介します。

メリット1:特性に合わせた訓練で、就労のための得意を伸ばす

エナベル松戸では、利用者さんひとりひとりの特性や希望に合わせた訓練をしています。例えば、将来は事務職に就きたいと考えている方には、ExcelやWordといった資格取得のための訓練が可能です。また、手先を使った仕事をしてみたい方には、大きさの異なるクリップを分けて袋詰めする作業や、ボールペンを組み立てる訓練をしていただくことができます。

得意な分野を伸ばすのはもちろん、苦手も少しずつ克服していきます。例えば、スタンプを決まった場所に押すのが苦手な人は枠を使って練習したり、長い時間集中力が続かない人には、細かく時間を区切って少しずつ時間を長くしていったり。毎日少しずつコツコツと取り組むうちに、いつの間にかできるようになっていた、という利用者さんも多いです。

メリット2:生活リズムを整えながら週5日働ける体力が身につく

エナベル松戸では、毎日の気分や体調をセルフチェックシートに記入し、スタッフと共有しています。朝食をしっかりとることができたから気分が良い、心配なことがあって夜なかなか眠れなかった…といったように、日々のちょっとした変化を書き留めていきます。

日々の生活を書き出して見える化することで、良い習慣は続け、良くない習慣は改善策を一緒に考える、といった対策がしやすくなります。これにより週5日安定して通所できるようになり、ひいては週5日働く体力や気力が身につくのです。

生活リズムを整えるのは簡単なことのようですが、家庭だけではなかなか難しいもの。就労移行支援ではきめ細やかに生活リズムの改善をアドバイス。生活リズムが整うと体調も良くなると実感する利用者さんは多いですよ。

メリット3:学校では教えてくれない社会人マナーが学べる

社会人としてのマナーを学べるのも、就労移行支援のメリットのひとつです。ビジネスマナー指導は、商業高校では実施しているところもありますが、どの学校でも取り入れているわけではありません。

エナベル松戸では、就職先にふさわしい立ち居振る舞いから服装まで、実践的でわかりやすい指導を行っています。また、訓練の一環として、スタッフのフォローのもと電話応対や来客応対もして頂いています。就職先での新入社員研修に先んじてマナーを身につけることができるので安心ですね。

メリット4:福祉サービスなので学費がかからない

専門学校や大学への進学とは異なり、就労移行支援は福祉サービスなので学費がかからないのも大きなメリットですね。就職のためのスキルを、体力的にも経済的にも無理なく身につけるチャンスです。

なお、就労移行支援を利用するためには、障害者手帳もしくは医師の診断書により自治体から発行される「障害福祉サービス受給者証」が必要になります。

参考記事:エナベル松戸の就労移行支援 ご利用までの流れ

メリット5:就職後最長3年半フォロー

就労移行支援を利用して就職した場合、その後最長3年6ヶ月の定着支援を継続して受けることが可能です。職場での困り事を一緒に解決することができるほか、上司へ言いにくい要望をスタッフが代わって交渉することも可能です。

高校生の方にとっては初めての就職。ちゃんと働けるかな?という不安が少しでも和らぐように、エナベル松戸のスタッフが安定して長く働くためのサポートをしていきます。

利用は高校卒業後からOK。まずは見学から

就労移行支援は高校卒業後から利用することができますが、在学中でも見学や体験は可能です。就労移行支援のイメージを掴んで、卒業後の進路を検討してみてはいかがでしょうか?

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