就労移行支援に行きたくない

気分が優れない時は「就労移行支援に行きたくない」「誰とも話したくない」…そんな思いが頭に浮かぶ方もいるのではないでしょうか。そして、「就労移行支援を利用しても意味がない」という考えにまで発展してしまうことも…。

ここでは、就労移行支援に行きたくないよくある理由や行きたくない時の対処法、そして、就労移行支援を利用する意味のある人とはどんな人なのかについて解説します。就労移行支援に行きたくないと感じている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

就労移行支援に行きたくないよくある理由5つ

仕事にせよ学校にせよ、「今日はちょっと行きたくないな」という気持ちは誰もが感じたことがあるのではないでしょうか。とはいえ、毎日のようにそんな気持ちが浮かんでくると辛いですよね。

まずは、就労移行支援に行きたくないよくある理由を挙げてみました。思い当たるものがあるか、チェックしてみてくださいね。

よくある理由1:体力的な負担が大きい

就労移行支援に行きたくない

就労移行支援事業所で午前・午後の訓練を受けること週5日。特にブランク明けの方は、毎日通うだけで体力を消耗することでしょう。日によっては通所を終えてから通院もあると、さらに疲れてしまいますね。

一日の疲れをその日のうちに解消できないでいると、疲労が積み重なって「もう行きたくない」と感じてしまうことになります。

よくある理由2:プログラムに意味がないと感じる

就労移行支援に行きたくない

一般企業に就職した経験のある人にとっては、ビジネスマナーの講習は「もう知っている」と思える内容も多いでしょう。また、レクレーション要素の強い集団プログラムも、就職とは程遠いイメージを持つ人もいるかもしれません。

このように、日々の就労移行支援プログラムに意味を見出せないと、「就労移行支援に行っても意味がないから行きたくない」と感じてしまうことになります。

よくある理由3:就労支援員との相性が悪い

就労移行支援に行きたくない

本来、就労支援員は利用者の相談に乗ったり困りごとを一緒に解決していく立場の人です。しかし、やはりお互い人ですので、その就労支援員と相性が合わない可能性もゼロではありません。

「困ったことがあるけれど、あの人には相談したくない」という状態が続くと、就労移行支援の利用に支障が出てくるおそれも。また、「あの人がいるから就労移行支援に行きたくない」という考えにも発展してしまいます。

よくある理由4:他の利用者に会いたくない

就労移行支援に行きたくない

就労支援員との関係同様、他の利用者の中に苦手な人がいると「行きたくない」と感じがちです。就労移行支援事業所では、職場ほど利用者同士の関わりがない施設が多いです。しかし対人関係に敏感な人は、会いたくない人を避けるために「就労移行支援に行きたくない」という考えに至ることもあるでしょう。

よくある理由5:そもそも就職したくない

就労移行支援に行きたくない

就労移行支援を利用する人は就職や自立を目指している人が多いですが、そうでない人も中にはいます。家族に勧められて就労移行支援を利用してはみたものの、そもそも就職や自立について真剣に考えていないという人もいるのではないでしょうか。

就職や自立といった目標がないと、モチベーションを維持しながら通所を続けるのは難しいかもしれませんね。

就労移行支援に行きたくない時の対処法5つ

それでは、就労移行支援に行きたくないと思った時はどうしたらいいでしょうか。自分の気持ちに正直になって、休んでしまうのは簡単です。しかしそれでは、今までの積み重ねを自分で崩してしまうことになりかねません。

せっかく就職や自立に向けて踏み出したのですから、「どうしたら就労移行支援に行けるだろうか」と考えてみましょう。ここからは、就労移行支援に行きたくない時に考えられる対処方法を紹介します。

行きたくない時の対処法1:利用する日を減らしてみる

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体力的に毎日通所するのが辛いという人は、就労移行支援事業所のサービス管理責任者に「利用する日を減らしたい」と相談してみましょう。ポイントは、当日になって休みの連絡をするのではなく、事前に「週〇日通所にしてほしい」と相談することです。

結果的にはどちらも同じように通所の日が減ることになるのですが、体力的な辛さがあるという事情をスタッフと共有することが大切。体力的な問題をどのようにクリアしていくか、一緒に考えてくれるはずです。

また、障害者雇用では週20時間以上の勤務を目安とする求人が多いのが現状です。これは、1日4時間の勤務を週5日行う計算です。週20時間未満の求人を行う企業も中にはありますが、こうした勤務時間の短い求人は精神障害のある方に人気なため、狭き門となることが想像できます。

就職を目指すなら、週20時間通所することを目標に体力を向上できると良いですね。ですから、通所日数を減らすのはあくまでも体力が回復するまでの一時的な措置と考えておきましょう。

さらに、週30時間働くことができれば、障害者枠で就職できる可能性がグッと上がると言われています。この場合、1日6時間勤務を週5日行うことになります。

行きたくない時の対処法2:訪問看護サービスを併用する

就労移行支援に行きたくない

体力的な不安や気持ちの波で行きたくないと感じる人は、就労移行支援の訪問看護サービスを利用するのがおすすめです。体調のちょっとした変化に早めに対応できるので、通所時の安心感がアップします。

また、相談できる相手が増えるのもメリットのひとつです。話しにくいスタッフがいる場合には、気持ちの面での負担も軽くなりますね。

就労移行支援で訪問看護サービスを受ける場合は、かかりつけの医師の指示書が必要になります。詳しくは、就労移行支援事業所のサービス管理責任者へおたずねください。

行きたくない時の対処法3:席を替えてもらう

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顔を合わせたくない利用者がいる場合や、周りが気になって作業に集中できないという場合には、席を替えてほしいとお願いしてみるのもアイデアです。

ただ、席は無限にあるわけではないので、あなたの事情で席が替わる利用者が出ることもあり得ます。もし席を替わってくれる人がいたら、その人への感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

行きたくない時の対処法4:就労移行支援事業所を替える

就労移行支援に行きたくない

就労移行支援プログラムに意味がないと感じている人や、苦手なスタッフがいるという人は、思い切って他の就労移行支援事業所に移ることも検討しても良いでしょう。

ただし、これは根本的な解決にならない場合もあるので注意が必要です。「環境が変われば頑張れるはず」と思って就労移行支援事業所を移ったとしても、その場所のプログラムやスタッフが自分の望み通りとは限らないからです。

就職に例えると、職を転々とするのと同じことです。もちろん、移って良かったと思えるケースもたくさんありますが、その反面、同じことを繰り返すリスクもあることを頭に入れて行動しましょう。

行きたくない時の対処法5:就労移行支援を利用したきっかけに立ち返る

就労移行支援に行きたくない

就労移行支援に行きたくないと感じたら、就労移行支援を利用するに至ったきっかけを思い出してみましょう。その時はきっと、「こんな仕事をしてみたい」「自立できるようになりたい」など、様々な希望を思い描いていたはずです。

「行きたくないから行くのをやめる」と決めるのは簡単なことですが、やめたことを再び始めるのは意外にエネルギーが必要です。あの時なぜ就労移行支援を利用しようと思ったのかをもう一度思い出して、この先どうなりたいのかじっくり考えてみてはいかがでしょうか。

就労移行支援を利用する意味のある人とは?

就労移行支援に行きたくないと感じている人の中には、「就労移行支援を利用しても意味がない」という気持ちを抱えている人もいるかもしれませんね。

就労移行支援は、あなたにとって本当に意味がないのでしょうか?ここからは、就労移行支援を利用する意味のある人の主な特徴を挙げました。1つでも当てはまったら、就労移行支援の意味をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。

生活リズムを整えたい人

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就労移行支援は、週5日決まった時間に利用するものです。そのため、朝早く起きる・昼食を同じ時間にとるといった生活リズムが整いやすい環境と言えます。予定がない日はなかなか起きられなかったり、食事の時間を決めずにだらだらと食べてしまったりしがちな人は、就労移行支援を利用する意味が大いにあります。

エナベル松戸では、平日の10時から15時までの時間帯に通所していただいています。利用者の皆さんは、遅刻や早退もなく毎日安定して通所されています。また、スタッフと行う毎日のセルフチェックで、睡眠時間や食事の時間を確認できるのもメリットの一つ。生活リズムを整えられる環境は、個人ではなかなか用意できないものですよ。

1人でいると考えすぎてしまう人

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1人で過ごしている時に、今までの嫌な経験や悩み事を思い出してしまうという繊細な人は、自宅の外で人と会うことで気分転換できる場合もあります。このような人にとっても、就労移行支援は意味がある場であると言えるでしょう。

日中は就労移行支援で活動することで、悩みについて思いを巡らせることなく過ごせるかもしれません。もちろん、スタッフに悩み事を話して、気分をすっきりさせることもできますよ。エナベル松戸でも、利用者の方が感じていることをいつでも話してほしいと思っています。

お金を使いすぎてしまう人

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「手持ち無沙汰になるとつい買い物をしてしまう」「欲しい物があると買わずにいられない」という人も、就労移行支援を利用する意味があります。通所している時間は買い物しないで済むという物理的な側面もありますが、通所して就職を意識することで、金銭に対する考え方を見直すこともできますね。

また、お金の使い方についてスタッフからアドバイスさせていただいたり、集団プログラムで金銭管理の講習を受けることもできます。お金を使いすぎて困った経験がある人は、ぜひ就労移行支援の利用をおすすめします。

コミュニケーションに不安を感じる人

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就労移行支援のメリットは、共通の悩みを抱える人と接することができる点にもあります。コミュニケーションに不安を感じる人にとっては、ゆったりとした気持ちで就職に向けたコミュニケーションの訓練ができる場であると言えますね。

「家族や友人とコミュニケーションを取っているから大丈夫」と思っていても、仕事では家族や友人とは違った関わり方が必要になってきます。就労移行支援は、仕事をする上で必要なコミュニケーションスキルを向上させるのに非常に意味があります。

就職したいが、どんな仕事をすればいいか分からない人

就労移行支援に行きたくない

これからどんな仕事をしていきたいか目標がある程度決まっていて、その目標に向かって自分で計画的に進むことができる人にとっては、就労移行支援はさして意味がないかもしれません。反対に、どんな仕事をすればいいか分からなくて行動できない人は、就労移行支援を利用する意味は大いにあります

エナベル松戸では、サービス管理責任者との面談や普段の訓練の様子から、お一人お一人にあった仕事をご提案しています。また、企業実習に参加すると、自分に向いている仕事を新たに発見できることもありますね。「就職したい」という気持ちが少しでもあれば、就労移行支援を利用するのがおすすめです。

就労移行支援に行きたくない時は気持ちを伝えて

就労移行支援に行きたくないと感じるよくある理由とその対処法、そして就労移行支援を利用する意味のある人について解説しました。

就労移行支援では、利用者と就労支援員の思いを伝え合うことが、より良い就職につながっていきます。就労移行支援に行きたくないと思ったら、まずは就労移行支援事業所のスタッフにその気持ちを伝えてみましょう。思いを共有することで、きっとあなたにとって良い方向に進んでいくはずですよ。

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