エナベル松戸の就労移行支援では、毎月1~2回のペースで土曜に余暇活動を実施しています。普段は黙々とそれぞれの訓練に取り組むメンバーの皆さんですが、余暇活動は職員と共に会話を楽しみながら、リラックスして参加されています。
今回は10月に続き、消しゴムはんこワークショップの第2弾です。10月に開催した第1弾では、あらかじめメンバーさんが作ってくれた消しゴムはんこをスタンプする内容。今回はステップアップして、消しゴムはんこを彫るところからやってみよう!という企画です。
前回に引き続き、講師を務めるのは消しゴムはんこ経験者のメンバーさん。「彫る作業を指導するのは初めて」と話す講師さんですが、人に教えることの大変さを痛感したとのこと。とはいえ、ワークショップ中は全体に目を配り、参加者が困っている様子にすぐに気付いて優しく声を掛けていました。
ナイフを入れる角度のコツをつかむまで、参加者の皆さんは四苦八苦!慣れていくうちに口数も少なくなり、夢中で自分の好きなモチーフを彫り上げていました。
参加者の皆さんからは、「自分でも道具を揃えてやってみたいと思った」「難しかったけど楽しめた」との声が挙がりました。企画から準備まで進めてくれた講師さんも「自分一人では思い浮かばないアイデアを知ることができて良かった」と振り返っていました。
ランチは、近所のインドカレー屋さんから本格ナンカレーをテイクアウト。辛さ控え目のマイルドカレーで、元気をもらうことができました。
自分ひとりではなかなか見つけられないちょっとした楽しみを、身近な人たちとの関わりの中から見つけていけると良いですね。