障害者雇用を検討している方の中には、事務職へ憧れる方も多くいらっしゃるでしょう。
実際、エナベル松戸へ見学・体験にお越しの方の多くが、経理職や一般事務職を目指しておられます。
とはいえ、事務職への転職は大変人気があり、狭き門というのも事実です・・・そこで他の方と差をつけ、書類選考や面接で一歩リードするには簿記資格が有効。
今回は、エナベル松戸で見事日商簿記検定3級に合格されたメンバーの体験談をお伝えします。
今年4月に訓練をスタートしたKさん。安定して働ける企業に就職したいと思いつつ、なかなか自分に自信を持てないでいました。そこで、日商簿記検定3級合格を目標として、その学習を通して事務職の適性をみていきましょうということになりました。
具体的な目標ができたKさん、事業所にあるテキストで毎日簿記3級合格に向けて学習に取り組みました。素晴らしいのは、コツコツと取り組む姿勢はもちろん、学習した内容や難しいと感じたところを毎日記録して振り返っていたこと。誰に指示されるでもなく自然に振り返りができている姿は、とても応援したくなりますね。
学習のサポートは、経理職出身で簿記資格を持つスタッフが中心となってあたりました。Kさんは1週間に1度、学習の進み具合を報告し、つまずいたところのアドバイスを受けます。ここで、仕事をする上で大切な「報・連・相」を自然に学ぶこともできるのです。
そして9月、いよいよ日商簿記検定3級を受検しました。残念ながら不合格で、出題の運が左右した結果となりました。Kさんは「たくさん協力してもらったのに結果が出ず、申し訳ない気持ちでいっぱい」と話し、「もう一度受検する。どのような結果であれ次で終わりにする」と決意を新たにしました。
スタッフからは、今までの頑張りは素晴らしかった、目標に向かって日々進むことができるのは長所だと伝えました。
模試を中心に復習に取り組み、臨んだ11月の再受検。結果は見事合格でした!Kさんのほっとした気持ちはひとしおでしょう。目標達成はもちろんのこと、「今回もしダメならあきらめる」つもりで挑む意識が素晴らしかったことを伝えています。おめでとうございます!
簿記資格取得後は実践訓練に進み、自信を持って就職活動に挑む事ができるようになります。また、資格取得までの過程を通して論理的思考力が身についたと感じた、上司とのコミュニケーションスキル向上を実感できたメンバーもいます。資格というタイトルだけにとどまらず、得るものがあるようですね。
簿記には興味があるけど、少しハードルが高いかも・・・と思われる方は、WordやExcel資格もおすすめですよ。
エナベル松戸では有資格者のスタッフが、丁寧×熱心に合格までをサポート致します。「やってみようかな」と思ったら、ぜひ見学してみてくださいね。